ケーブルテレビを利用

地デジのいいところはいくつかありますが、その1つはケーブルテレビに登録するだけでも視聴できるという点です。要するにアンテナ不要で通常どおりのテレビを視聴できるわけですから、アンテナ工事が不要になるのです。

“もっと早く教えて欲しかった”という声が聞こえてきそうですが、ではアンテナ工事と比較してどれくらいお得感があるかを検証してみますと、ケーブルテレビ加入および接続工事費用として数万円ですからアンテナ工事との差額はほとんどありませんが、問題は契約料やチューナーレンタル代です。パソコンを使用しているならお分かりでしょうが、プロバイダー料金が月々数千円かかってきます。ケーブルテレビですとこのプロバイダー料金がケーブルテレビ契約料やチューナーレンタル代になるのです。トータルで見ていくとケーブルテレビ経由で地デジを視聴する事によりプラスαのコストが加算される計算になります。

費用面だけで見ていくとアンテナ工事の方がお得と思えます。ただしパソコンユーザーはそのままネット接続が可能となりますから、むしろケーブルテレビの方がお得と感じるかもしれませんし、今まで見る事が出来なかった番組も見られるようになりますが、利用年数が長い人ほどトータルでみたコストが高いと感じる人もいるでしょう。一方アンテナ工事は確かに初期費用だけみればお得ですし料金も固定しているというメリットがあるものの、電波が届かないエリアですと増幅器設置が必要になってきます。

ケーブルテレビを利用

地デジアンテナを設置

今回のお話は“地デジアンテナの設置にかかる費用について”です。アナログ放送は平成23年度に完全終了していますから、今さらアンテナ設置など言うまでもなく“とうにやっている”という世帯がほとんどのはずですが、引っ越しを予定しているという家や集合住宅で今まで地デジを見ていたという人の中には、あらためてアンテナ設置が必要という人もいる事でしょう。

実は地デジが視聴できるようにするのにアンテナ工事だけでは不足で、ケーブル接続もしなければならず場合によっては、ブースターや分配機設置も必要になってくるのです。もちろん転居先にこれらの設備がすでに設置されているようならケーブル接続だけ考えれば充分ですが、築20年ないし30年といった新中古アパートの中にはアナログ放送終了以前のままという物件も0ではありませんから、設置状況をあらかじめ確認しておいた方が無難です。一戸建て住宅であってもアンテナがあまりにも古すぎて画面がきれいに映らないという人や、電波が通りにくいエリアに住んでいる場合も、安定した画像を見る事ができにくいですから、やはり設置工事が必要になってきます。

トータルで考えていくとおおよそどれくらい費用がかかるのだろうと計算してみると、すべて一括して工事をした場合は数万円という単位になります。この中にはアンテナ代も含まれています。アンテナはUHFになりますが、屋根の上に設置する定番のもの以外に壁に設置するタイプのものや、卓上タイプなど外見がおしゃれかつシンプルなものも市販されていてバラエティに富んでいます。

地デジアンテナを設置